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読書のデメリットとその対策案 その2


どうも。

前回の続きである。

読書のデメリットとその対策案について自分なりにまとめてみた。
 

☆読書は著者の思考をそのままなぞるだけであり、自分の頭で考えなくなるのでは?

→確かにそういう面もあると思う。

ショーペンハウアーだってそう言ってた。

個人的には著者に向かってツッコミを入れたり、色々ネチネチ言いながら読んでいる。


『いやあんたはそう言うけど、それはこういう理由で違うと思うよ?』とか、

『その浅い思考なんやねん。事実やデータをちゃんと示せよ。』とか言いながらボヤくようにして読んでいる。

アホな自分の代わりに著者が考えてくれていることに敬意を払いつつも、

『なんでやねん!』と批評しながら読んでいくのが自分の頭で考えるきっかけになる。


著者の思考を全部鵜呑みにせず、


『そういう考え方もあるよね!』と言いながら、思考する時の判断材料にしていくのが良い。

読むのと思考するのはセットだ。



☆著書にあるメソッドや型通りに行えば、自分なりの独自性が失われるのではないか?

→成果を最短で求めるなら、

その道のプロである著者の思考をそのままなぞり、お手本にして極力真似していくのが良い。


我流で自分の思考だけだと、

時間をロスすることがあるかもしれないからだ。 

『効率』の観点からは有効なのだ。 



但しそのまま全てを模倣すれば、

最短距離は走れるが、

同時に独自性も失われることはある。

ある本から得た知識Aとある本から得た知識Bを組み合わせてみたらどうなるかと考えてみる。

読んだもの対して、

改善の余地はないだろうかと考えてみる。


まずは良書で『型』を習い、

そこから意識的に『型』を破っていくのが良いのかなと。




☆著者の影響を受けて偏った思考にならないか?

→深く傾倒し過ぎるが故に、その危険性も孕んでいる。  

でもこの世には、

『完璧な著書など存在しない』と思いながら読んでいく方が良いかもしれない。


やはり誰か1人の著書だけでなく、

他の著者が書いた本も広く読むことだろな。

例えば同じジャンルの分野でも、

5人ぐらいピックアップして読むだとか。

また、その著者とは反対の意見を書いてる本を意識的に選択して読むだとか。


偏った思考を防ぐためには、  

色んな人の話を聞くのが重要だと感じる。


もしくは普段読まない分野の本をあえて選んで読んでみるとか。

そうやって自分で意識的に、

雑多なジャンルを横断的に読み進め、

偏った思考にならないように注意していくのが良いかも。


影響を受けてしまうぐらいの著書って、言葉のゲリラ豪雨みたいに強烈なものが多いだろうから、怖いよなと感じる時もある。 

読む人によっては、

毒にも薬にもなるのだから。




おしまい。