どうも。
まだなんとか生きている。
今後もこのブログを宜しくお願い致します。
先日、書籍の「誰も教えてくれないお金の話」を読了した。
個人的に面白いなと感じた所を、ここでメモしておきたい。
〈メモ〉
☆毎月の収支を把握するために家計簿をつける。
☆純資産を把握するために貸借対照表(バランスシート)をつける。
毎月、損益計算書にあたる家計簿をつけるだけでなく、
家計の純資産の状況を把握するために、
少なくとも1年に1回ぐらいは貸借対照表(バランスシート)をつけてみるという考え方は面白いなと感じた。
確かに、毎月の収支を把握するための家計簿をつけている人は多いと思うが、
これら両方をつけている人は案外少ないかもしれない。
「資産ー負債(借金)=純資産」という簡単な式なので、やろうと思えばすぐにでも始められる。
そういえば、書籍の「年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人」の中では、年収1億円以上を稼ぐ人は、そもそも家計簿をつけないと書いてあった。
どんぶり勘定が多いらしい。
もちろん年収1億円以上ある人の中には、家計簿をつけている人もいるだろうけど。
(これはあくまでも著者の周囲の年収1億円以上稼ぐ人の傾向だということ)
じゃあなぜ家計簿をつけないのか。
それは、本屋で家計簿を購入すれば家計簿代もかかるし、家計簿をつけるにも時間がかかるしで、お金と時間のダブル損だからだとあった。
なるほどな。
確かに家計簿をつけただけでお金が入ってくるわけではないし、その上お金よりも価値の高い時間を消費することになるから、これは一理あるだろう。
しかしこの論だと、家計簿をつけている時点で、
「庶民」確定ということになってしまう笑
あ、家計簿をつけなくても良いぐらい、お金があるのか笑
家計簿は、後追いでしかお金の流れを把握できない。
毎月のお金の流れをきちんと把握していたり、
記憶力に優れている人なら別に家計簿をつけなくても良いだろうが、記録を残しておくというメリットもあるので、そこは好き勝手にして頂きたい。
毎月の収支をきちんと把握することから全ては始まると思うけど、お金の管理がルーズな人には良いと思う。
家計簿をつけるのも良しだし、つけないのも良し。
もう本当に好き勝手にして頂きたい笑
〈節約〉
節約を行う場合、これら4つのことに取りかかるのが良い。効果の大きい順に書いてある。
☆毎月の固定費を削減する。(家賃や光熱費等)
☆無駄遣いを無くす。
☆変動費を削減する。(食費や交際費等)
☆時間を節約する。
中でも1番効果が大きいのは、家賃や光熱費、通信基本料等の毎月の固定費の見直しである。
確かに毎月の固定費って、1番家計の中で比重を占めるものね。
賃貸暮らしなら、家賃が1番でかい。
あー土地を持っている人が最強という結論に笑
〈先取り貯蓄のススメ〉
収入を得たら、まず先取り貯蓄。
貯蓄する額は割合で決めること。額で決めない。
例えば、収入の1割を貯蓄にまわすだとか。
収入20万円の1割なら2万円になる。
貯蓄する割合は自分で勝手に決めたら良いが、そこは無理のないように。
残りのお金を生活費に充当するが、
一般的な1人暮らしの支出の割合は、食費が1割で住宅費が3割とあった。
(例)
20万円の収入なら、食費は2万円まで使って良いということ。
「収入ー貯蓄・生活費」=余った自由に出来るお金
余った自由に出来るお金は、俺なら書籍代やデリヘル代にまわす。
もしくアプリゲーに課金かな。
自分で振り返ってみて思ったが、書籍代以外、このお金の使い方は根本的にクズだな笑 笑うしかない。
〈住宅購入〉
もしローンで住宅を購入する際は、事前に貸し出すことと売却することも想定すべきである。
なぜなら転勤や転職などの理由で、住宅に住めなくなる場合もあり得るからだ。
☆貸し出す場合、ローン返済額以上の家賃収入が見込めるか。
☆売却した場合、ローン残高以上で売却出来るか。
↑これらを満たした場合、住宅購入のリスクを減らすことに繋がる。
損をしにくい基準値は、家賃の200倍以下で物件を購入するということだ。
公式「想定家賃×200倍以下=失敗しにくいマイホーム購入価格」となる。(著者はこれを利回り6%の法則と呼んでいる)
(例)
物件価格3000万円の中古一戸建て物件の購入を検討している場合、この一戸建てと同様の物件を借りた場合の賃料を調べる。
同じ駅名、同じ徒歩分数、同じ間取り、同じ築年数という条件で調べたところ、家賃相場が10万円であることが分かった。
これを先程の公式に当てはめると、
「想定家賃10万円×200倍以下=2000万円以下」となる。
これはつまり、2000万以下なら損をしにくく、お得という判断になる。
この公式を使うことにより、
このまま物件を購入すれば、
損をしにくい価格帯よりも、1000万円も高値で購入させられてしまうということが分かるのである。
これは覚えていて損はない。
〈まとめ〉
この書籍は、「お金に関する入門書」と書かれていたが、家計や住宅購入、保険や老後のこと等、
身近な基本的なことをざっと把握するのに案外役立つなと感じた。
「応用をやるなら基礎をやれ!」
東進のある講師がそんなことを言っていたが、
基本的なことを知ることは、どの分野を勉強するに至っても、本当に大事だなと痛感する。
これからお金に関して学んでいく人には、「良書」ではないだろうか。(中級者以上には物足りない内容かも)
(追伸)
情報のシャワーを浴び続けろ。浴び続けて取捨選択のセンスを磨くのだ。
おしまい。