どうも。
俺の周囲は既婚者が増えてきた。
それもそのはずだ。
30代ともなると『適齢期』と呼ばれることもあってか、
一般的には、結婚したり子どもが生まれたりするのはごく普通のことだ。
幼少期から知っている人たちが変化していく様を見ると、
『嗚呼、皆も変化していて、俺も年を重ねたのだな。』としみじみする時もある。
まあ、完全に結婚願望を捨てたわけではないが、
今のところその予定もない。
現在は一人暮らしだからたまに寂しさを感じる時もあるけど、
基本的には一人でも全然平気なタイプだ。
それに読書や動画が、この孤独を癒やしてくれる。
コーヒーを飲みながら読書に耽り、
あれこれと思考を巡らす。
この貴重な時間を失いたくはない。
結婚することにより、
一人でゆっくり読書する時間は、
きっと減少するだろう。
そんなことは結婚する前から目に見えている。(しかし誰かと共存することにより、その分幸せな時間も過ごせそうだが)
俺は両親が中学生の頃に離婚しているのだが、
基本的に結婚生活やら夫婦関係に対してあまり良いイメージがない。
『親のせいにするな!』とも思えるが、
これって結構重要な分岐点だと感じている。
幼い頃から仲良くしている両親を見て育ったなら、
『俺もいつかは結婚したいなー。』なんていう風に、憧れや願望を抱きやすいのではないだろうか。
逆もしかりで、
幼少期より不仲な両親の背中を見せられていたら、
『結婚生活』は面倒でしんどいものと認識し、
『絶対結婚なんてしたくねぇ!』とネガティブなものに映るのではないだろうか。
幼少期の家庭環境や生育歴が、
多少なりとも結婚観に影響を与えそうだ。
まあ、人によっては、
幼少期の家庭環境が良くなかったからこそ、
今度は自分が大人になった時に、
『円満で幸せな家庭を築いてみせる!』と決意する人も中にはいるだろうが。
それでも結婚に対しては、
『いいなー。』と思う時もあれば、
『やっぱり一人で自由に過ごしたいよなー。』と思う時もある。
しかもこれが日によって変化し、結婚に対する考えや想いは、ブレブレのブレブレだ。
何をするにしても一長一短ありそうで、
結婚をメリットやデメリットで考えるタイプの人間、つまり『頭』を使ってあれこれ考えてしまうタイプの人間には、そもそも結婚そのものが向いてなさそうだ。
『判断力の乏しい若い内に結婚しなきゃ、年を重ねてからはもう出来なくなる。』と樹木希林がそういう感じのことを言ってたことがあるけど、
それが今では結構身に沁みていて、
『あー確かにそうかも!』と感じている。
既婚の知人や友達も結構幸せそうにしているので、多分結婚生活も楽しいのだろうな。
そりゃ全てを手に入れたいとは思うが、
何かを得て何かを捨てなきゃいけないとしたら、
今後も『一人で過ごす孤独で楽しい自由な時間』を優先するだろう。
(追伸)
こんなことを書いてる奴がすぐに結婚したなら、その時は殴り飛ばして下さい。
そういうパターンって結構多いですから(笑)
おしまい。