いぐちゆうとの雑記ブログ

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約束の時間が迫ってくると、急にキャンセルしたくなる

友達と遊ぶ約束にせよ、病院に行って治療するにせよ、

俺はいつも約束の時間が迫ってくると、

「もう今日はキャンセルしようかな。」という考えが頭に浮かんでくる。

昨日だってそうだ。

予定を組んだのは紛れもなく自分のくせに、


事前に予約している歯科での治療をキャンセルしようかなと考えてしまった。


朝に目覚めていきなり、キャンセルの電話をかけようかなと考えたけど、

「待て。電話をかけるのは朝ごはんを食べてからにしよう。」と思い直し、キャンセル電話を引き延ばすことにした。

そして実際に朝ご飯を食べてから、また電話をしようかなと思ったけど、

「いやいや。今度はシャワーを浴びてからにしよう。」と着替えの服を用意してから入浴した。


そうやってキャンセルの電話を引き延ばしつつもちゃんと出かける準備だけは整えていくという作戦で、

なんとか治療に向かうことが出来た。


広大な宇宙に比べれば本当にちっぽけなことだが、

自分に打ち克ったことを褒めてやりたい。

キャンセルの電話をかけようかどうか迷っていた時は、頭の中で天使と悪魔の声が同時に渦巻いていた。

「どうせここでキャンセルしても誰にも影響を及ぼさないし、ただ自分が虫歯で苦しむだけだ。ロキソプロフェンを持っているのだから、歯の治療なんていつでも出来るだろ。予定をキャンセルしちゃえよ。」という悪魔の声がしていた。

また一方で、

「今ここで治療しなきゃ何にも変わらないし、虫歯の痛みがずっと続いてロキソプロフェン頼みのロキソマンになるだけだぞ。ずっとロキソプロフェンを服用するのも身体に悪い。健康な歯を取り戻して長生きしたいだろ?」という天使の声も聞こえていた。

「治療したい!」と「面倒くさい!」を交互に繰り返し、勝手に自分の頭の中で葛藤していたのだけど、

なんやかんや歯科に行けて良かった。

歯医での治療って一度行きだしたら期間が長くなるのでちょっとしんどいのだが、

過去の自分の負の遺産清算するためにも、引き続き通院を頑張りたい。





おしまい。