俺は身体障害者だ。
外出する時は車椅子を使用する。
障害者手帳を所持しているが、そこには1級と書いてある。
苦労も不便も多いし、はっきり言ってしんどいことばかりだ。
死にたいと思ったことは何度もある。
だが「車椅子」という道具を使用すれば、
階段や大きな段差以外なら、自由に移動することが出来る。
寝たきりの人に比べたら、まだまだ自由に動ける。
これは本当に有難い。
俺より苦しんでいる人はいくらでもいる。
だから懸命に生きなければ叱られる。
そう思って生きてきた。
だけど正直、心身共に疲れる時もある。
車椅子で動けるのだからまだマシな部類だ。
こう思わないと、人生やってられない。
別に身体に障害があることを望んで生まれたわけではない。
しかしまあ、誰のせいでもない。
動かせる身体と頭がある内は、これを最大限使わなくては。
何のために身体障害者として生まれたのか。
何のために身体障害者として生きているのか。
俺には何か使命があるのだろうか。
一体なぜだ。何のために。
幼き時からなぜなのだと思って生きてきた。
分からない。
分からないが、出来るだけ社会貢献して死んでいきたい。
齷齪せずにのんびり生きよう。
自殺はしない。
死ぬまでの間は、毎日ワクワクを探して生きる。
車椅子常用なのでもちろん不便でしんどいこともあるけど、結構楽しいことも多い世の中だから。
おしまい。
(追記)
2021年3月18日(木)
最近は左膝の怪我と歯痛に見舞われている。オホホホホホホ。