急に女性を抱きたくなった。
寒風吹きすさぶ中、夜中の1時53分頃に自宅を出発した俺は、いそいそとラブホテルへと向かった。
出発する前に電話でデリヘルを頼んだのだが、いつも利用していた店は、今日は障害者NGの女性しかいないので断られた。
これにはマジか残念とガックリだった。
仕方ないので、もう一軒別の店にLINEで連絡を取り、指名はせずにフリーでお店のオススメ嬢を頼んでみた。
約1時間後、23歳のFカップ嬢と店のドライバーさんが待ち合わせのホテル前に車で現れた。
ラブホのエントランスには、3段の段差があった。
ここは車椅子と本体の俺を別々にして移動させる作戦を取った。(中学時代、これは作戦Bと呼ばれていた)
まず俺が車椅子から降り、段差の側に備え付けられていた手すりにつかまりながら段差を登った。
次にデリヘル店のドライバーさんに車椅子を持ち上げてもらった。
こうしてエントランスの段差を見事攻略した俺は、まるで全てを成し遂げた人みたいな達成感に満ち溢れていた。(まだ何も始まってもいない)
土日だったせいか、いつも贔屓にしている段差のないラブホが満室であったため、このような事態になってしまった。
まあ、仕方のない話だが、
ホテルの部屋に辿り着くまでに、己の体力と気力をだいぶ消耗した。(疲れて寝そうになった)
ドライバーさんにお礼を言って別れを告げると、部屋へと入室した。
入るや否やお互いに服を脱ぐと、すぐさまお風呂へと向かった。
イソジンでのうがいと歯みがきをしている最中に、嬢は手際よく洗面器で泡を作っていた。
「もしかしてソープに勤めていたことある?」と尋ねると、
「うん勤めていたよ!今までAV以外の仕事は経験してる。グラビアもデリヘルもソープもキャバクラもピンサロも。」との返事が。(オールラウンダーかw)
やっぱりなと思ったよ。
だってあまりにも手際が良かったからw
嬢が入念に俺の股関を洗い終えると、二人でベッドへと直行した。
肉付きの良いお尻を触りまくり、Fカップの胸が俺の腕や胸に当てられると、快楽の波が押し寄せてくる。
これよこれこれ。
あー生きていて良かったなと思う。
しかしこうやって女性と身体を重ねる度に思うことは、俺も体位の1つである「駅弁」が出来たらなということだ。
(出来なくても良い体位w)
出来ない体位がくっきり判明すればするほど、
「身体障害者」というもう1つの顔が覗いてくる。
「ああやっぱり俺は身体障害者なんだな。」と嫌でも再認識させられる。
なんというかその、忸怩たる思いがある。
俺にとって女性と身体を重ねることは、
「快楽半分、喪失半分」といったところか。
なんかその、辛いけど気持ちいいね。
気持ちいいけど辛いね。
おしまい。
(追記)
ギャルズネットワーク大阪店
お世話になったお店です↓
手伝って頂き、誠にありがとうございました!
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